レディ・ベス観劇感想
「レディ・ベス」11/1マチソワ観劇してきました。
なんかもういろいろすごくて感じたことも考えたこともあったのに、終わるとあの頭の悪い人みたいなイラストのようになってしまう…。
幕間でメモにぽちぽち打っていたので、なんとか書けそうだけど、メモに打ってる間にもどんどん書きたいこと忘れていっていたのでもうだめだな。
・マチネ 平加未古
も〜とにかく平野綾ちゃん可愛かった。ディズニープリンセスみたいだな〜と感じた。表情とかメイクとかもろもろ。
歌はもちろんお上手だし、素敵なベスだった。3年前も平野綾ちゃんのベスだったので、とても懐かしくなるのと同時により良いベスで、もう東京まで行ってよかったなと思いました。
加藤さんは安定の顔の整いっぷりだな〜と思った。イケメン。3年前も加藤ロビンだったので、またこの組み合わせで観られてよかったなと思いました。
平野ベス加藤ロビンの組み合わせはなんか等身大感?恋人感がよりリアルに感じて、もう可愛いな〜ばっか思ってました。感想が残念すぎる。身長差可愛かった。
抱きしめるとすっぽり入る感じが可愛い。
あと、未来さんやばかった。
ヅカのエリザのゾフィー役でちょっと知ってて、歌ももちろん上手で迫力があるな〜と思っていたのですが、生はすごかった。
マチネ観ててまずはじめに鳥肌立ったのメアリーの歌でした。
悪魔と踊らないでもゴスペル調?ぽくて、もうね、最高だった(語彙力)女官と騎士のダンスや動きもよかった。目が足りない感じ。
古川フェリペ初めてみて、たぶん古川さん自体生で観るの初めてだったのですが、顔がべらぼうにお綺麗でした…。フェリペ初登場のとき、「え?顔が綺麗…?え、顔綺麗…」しか思えなくて思考停止しました。次々と娼婦?と絡むし、ルナール大使とも絡むし、しんどかったです。メアリーとの結婚ほんとに嫌なんだな〜ってことか表情からありありと伝わってきました。フェリペ王子ほんとお顔綺麗だったよ…。ルナール大使にドレスとられるところ、後ろから腰を抱くから…。モーツァルト観に行きたくなりました。いや、観る。
アスカム先生のおじいちゃん感にほっこりしてしまいました。確か3年前は石丸アスカムだったと思う。
あと、処刑人の胸筋すごくてカーテンコールでガン見してしまった。ムキムキ。
スペイン勢が時たま話すスペイン語が、学校で一年スペイン語かじってたおかげて、ききとれる+意味がわかって楽しかった。たぶん3年前はん?スペイン語話した?のかな?くらいだったので、瞬時にわかってああ教養とはこういうことか…となりました。
ルナール大使にスペイン語で挨拶されて、スペイン語で挨拶を返すベスがアスカム先生の教育の賜物〜となりました。あの時代スペイン語はおそらく公用語?だよね…。
あと、3年前から気になっていたことなんですけど、スペイン勢のあの挨拶の時の脚は本当にああいった風だったのか気になりました。あの挨拶めちゃカッコよくて好き。
アンブーリンの歌を聴いて思ったのは、この話はエリザベスが母や父からの呪縛から逃れてアイデンティティを獲得する話なのかなぁということです。一幕と二幕冒頭で自分も母と同じ目に遭い母は濡れ衣だと気付き、母に対する考えが変わること。そして、迫る死に恐怖を抱き憧れの父と全く違う自分に嘆くけど父とあなたは違うのよという母からの言葉に自分は自分と気づくのですよね…ベスはどんどん大人に、女王にふさわしい淑女になっていくのがよかったです。
あと、アスカム先生の教えとロビンとの愛で女王になる話…。
この回は10列以内で観たのですが、ほんと目が足りなくて、メインのキャストも観たいし、でも民衆も観たいしで目が複数あったら…と何度も思いました。目移りが激しくなってしまう。
・ソワレ 花育吉元
ずっと観たかった花總まりさんを舞台で観ることができました。エリザのDVDやその他出演の映像で聴いたことのあるあの歌声を実際に聴くことができて、感無量でした。歌い始めた瞬間泣きそうになった。
宝塚を少しでもかじったことある人なら恐らく知ってるであろう(とわたしは思い込んでます)花總まりさんを観ることができてよかった。マリーアントワネット観に行きます。シークレットガーデンは迷ってます。
花ベスがとても天真爛漫なベスで可愛らしかった…初めにでてくるときの本を真剣にじっと読んでいる表情からもう最高だった。
とても残念なわたしの語彙力で表すとめちゃロリでした。
あと、山崎育三郎さんも初めて観たのですが声も顔も綺麗で、歌が素敵で…人気な理由がありありとわかりました。
育ロビンの長髪で結っている髪型がもうよかったです。お顔が綺麗で、長髪で、一瞬お姉さん???とか思ってしまって申し訳なかったです。
ロリ花ベスとお姉さんな育ロビンの組み合わせ可愛い〜とか考えてた自分最低だなって思います。いや、加藤ベスに雄みがありすぎただけ。
でも、いつのまにかロリでなく淑女に、お姉さんはバリバリ男でちょっとよくわからなくなりました(元からそうだよ)
邪な目で観てしまったことを死ぬほど後悔しました。あの、ロミジュリっぽいシーンからちゃんと淑女と男性にみえました(?)
二回観て思ったことは、ベスが女王になることはもう劇の始めに宣言されていて、揺るぎようよない未来なんだなぁということ。アスカム先生が歌で言っていて、危機は訪れるけど女王になることは変わらないんだなという事実。
アスカム先生の教えとロビンとの愛で世界を変えうる女王になるのだなぁと漠然と感じました。(どこかで書いてるかも重複してたらすまん)
あと、ソワレで確信を持ったのですが、フェリペ去り際あっさりになった?もっとベスに迫ってた気がするけど…
1つ気になったのは、神の導きなのか天体はなんだったのか、どっちかにしぼってもいいんじゃ…?ということです。
宗教のはなしはカットできないからわかるけど、天体はなんだった…?でも舞台のモチーフだし…となりました。
ごめんもっと深く考察できたら納得できそうだけど、二回じゃ足りない。
二回じゃ足りない理由はもう1つとしてWキャストがたくさんなので、もっといろいろな組み合わせが観たいなと強く思ったことです。
もうほんとWキャスト最高!
組み合わせはともかく一応どちらも観たのですが、もうどっちも当たりってすごくないですか?(?)
メアリー1世は同じなのに正反対のようなメアリーみてえ、どちらも素敵でした。
フェリペ王子もそうで、古川フェリペは嫌だと思う感情がありあり伝わってくるけど、平方フェリペは嫌な結婚もあの毒杯のシーンもどこか楽しんでるようにみえて、同じシーンなのに違うものに見えました。どちらも素敵な王子でした。
衣装豪華でさすが東宝!と思いました。照明に照らされてキラキラ光るドレスが素敵でした。
どの衣装も良いのですが、アンブーリンのドレスが可愛くて好き〜と思いながら観てました。
レディ・ベスの衣装がくるくる変わるの、ぜんぶでいくつあるのだろう…と考えてしまった。総額おいくらなんだろ。
レディ・ベスの客層は当たり前ですが高め(テニミュとか2.5と比較して)で、観劇って金のかかるちょっと特殊な趣味なんだなぁと再確認しました。四季の客層と近いかも。でも、四季よりは場違い感強め?いや、思っていたほど感じることはなかったですけど。
世界史復習したくなりました。
エリザベス1世そんなに民衆から好かれていたのか〜という印象です。
あの時代のイギリス王朝変わるし、流れが複雑だし、家系図もすごいから一度整理したいな。
あと、11/1のマチソワがDVD収録されるメインのものなのかな?なんか嬉しいような複雑な気持ちです。別の組み合わせ見たかった気持ちと、自分が見たものを何度でも観られる喜び…。
結論として、リーヴァイ氏とクンツェ氏のミュージカルがどストライクなのだと気づきました。あと、演出小池修一郎もたぶんつぼ。
モーツァルト俄然観たくなったし、なんなら1789、マリーアントワネットも一度は観たいな…。
何日にも分けてちまちま書いてたのでまとまりのない文章になりましたが、東京まで観に行ってよかったことは伝わればいいなぁ。
もっと何度も観たいなと思いました。将来働くようになったらもっとたくさん通えるといいな。
明日は推しの現場!うちわまだできてないから、はよ作らなきゃ…。